zoi's blog

何がどうなれば勝ちなのか(勝ちを適切に定義する)

June 19, 2020

目次

結局2つの記事は同じ事を言っている。

「特定のセグメントにおいて唯一無二のポジションが取れるなら、勝てる」という事。

The One Who Defines the Category Wins the Category SaaSの起業チャンスは、先行プレイヤーのサービスに不満な顧客

SaaSが勝つ方法

SaaSは実績が福利で効いてくる → 誰よりも早くカテゴリが形成できれば勝ち
→「特定の問題はNによって解決できる」と認知が形成できれば、加速度的に獲得単価が下がる
→ 最終的に(マーケの)Mを増やすために、まずは小さなカテゴリを形成する必要がある
→ カテゴリを証明し、その課題を自社が解決できる証明は、顧客の証言によって証明される
→ そのためにロゴ、プレスリリース、ケーススタディ、リファレンスアカウントを用意

BASEやMERY

  • BASE:ネットワークエフェクト、ブランドとしての第一想起
  • MERY:コンテンツの拡大再生産が実現できるか、その収益性
  • クラシル:クックパッドはCGMの形態を取る。270万レシピを有していたが、実際にトラフィックが集まるコンテンツはその内 1〜 5%。クラシルはCGMではなく、クオリティの高いコンテンツを内製することによって、クックパッドを代替する。ユーザー獲得面でもクックパッドは主にSEOによってユーザーを獲得している。しかし、Facebook、TwitterなどのSNSが普及してきている状況を鑑みると、今後は動画広告がユーザーエンゲージメントを高める可能性が高い。

BASEとかのは以下と同じ

自分が何軸で競争してるかを100%完全には理解してない市場参加者の方が圧倒的に多いので、これはどういう闘いなのか、を自分にハラ落ちさせられれば、上位数%には必ず入れる


Kyle Mathews

SMB向けのマーケットプレイス事業を売却後、エンプラ向けのSaaSをやってます。元エンジニア:Ruby / Go / Nuxt / ReactNative