zoi's blog

3月第一週の所感

March 08, 2020

振り返り

やったこと

  • 社内向けのヒアリングや商談
  • toC向け代理店系の動き
  • SSOについて揉む

K

  • toCのケースをある程度捨てられた(補足:データだけで製品価値が担保できるから)
  • 社内の情シス担当者に再現性があることを仮説立て、課題/運用状況/要求を正しく理解できた
  • 労働生産性を高めるために早起きや睡眠管理

P

  • 2月最終週が商談で忙し過ぎてあまり進められなかった(祝日+商談数が10)
  • 3月1週目はSSOの製品仕様や要求・要件整理・設計相談(3dくらい消費)でほぼ思考の整理が出来ていない(商談数が9、余裕はあるけど落ち着いて考える時間はない)
  • スケジュール的にチームに無理させすぎている
  • 情シス担当者がなんで良さそうなのかを言語化することをサボっている
  • 朝令暮改を上手く伝達出来ていない
  • 組織のスケーラビリティがボトルネックになりそう
  • どの財布から引っ張るのかを考える

T

  • すべての「何故」を答えられるように日頃から鍛える
  • リソース調達の準備
  • 読書再度try
  • 筋トレ

NextActionどうする

  • 期限確認共有、ロードマップとリリースサイクル整理し直す
  • SSO仕上げる
  • 製品としての方向性を急激に変えた反動を、どう吸収しうるのか
  • インテグレーションも製品の費用も、どの財布から引っ張るのかをヒアリングで検証する

補足

朝令暮改について

顧客と対話を重ねて、仮説を検証したりしながら進めているけど、結果的に視座の違いや保有する情報量から足並みが揃わない可能性がある。ただ経営者としてアカウンタビリティを利害関係者に果たす必要がある。

また、これをアカウンタビリティではなく情報量で補填しようとすると個人のキャパシティに依存して破綻する。意思決定の伝達はあくまでサマリに留める、その上で細かいコンテキストを各人が追えるように常にすべてを開示すること。その上でサマリなどはMarpのスライドなどを使うといいかも。MarpはAMPとcli使うといい感じに書き出せる。

コンテキストが拾える人材

尚、製品を取り巻く状況が複雑であればあるほどPM(製品仕様を決め、ケツを持つ人間)の役割が大変になるが、大抵の場合社内で最もこのコンテキスト(顧客や製品の詳細)を把握している人間をPMに立てるのが筋としてよさそう。

やっぱり任せた方が良い

ビジネス上の経営管理の視点、顧客とのロードマップの視点を、計画に落とし込んで期限化する。 そしてそれと、顧客のユースケース(機能と設計におちる)だけを伝える。顧客と話しをして、ユースケースや課題、コンテキストをプロダクトチームにインストールする。

後は完全に任せる。すると勝手にすごい製品が出来上がってる…。背中を預けられる最高のチームとその心理的安全性が前提だけど。それに俺がやったほうが上手く出来る部分なんてほぼ無くなってきた。

結果的に自分がやるべきと思えた事

  • 製品の未来を考える。
  • 期限を決めて伝える。
  • ユースケースとそれから想定される仕様を伝達する。
  • 先回りしすぎてプロダクトの仕様が膨れる部分について、Noと言う。
  • リソースを調達する。

ボトルネックになりえる事

顧客のニーズを製品の仕様が捉えつつある中で、下記を実現できる製品の品質を持つ事が大前提だが、現在の組織状態だと急激に需要過多になりうる。

“product/market fit means being in a good market with a product that can satisfy that market.”

そうなった場合に、リードの振り分けどうするのか、営業のパイプライン管理からフォロー、インテグレーションの要件整理・優先度整理、どうするんって話。資金の事を考えると固定費上がるの正直つらいので後手でしか動けないし、最悪のケースではスポットで入れる人探すしかないかな。。。

とはいえリソース集めのための動きをそろそろ期限決めて開始したい。


Kyle Mathews

SMB向けのマーケットプレイス事業を売却後、エンプラ向けのSaaSをやってます。元エンジニア:Ruby / Go / Nuxt / ReactNative