zoi's blog

ユースケースを絞る

February 22, 2020

担当者の状況

最も大きな要素

担当者の状況を洗い出すと、おおよそ次の要素による所が大きい。

  • 権限の大きさと職責
  • 導入検討箇所の状況(システム構成/開発リソース/攻撃状況)

関連する要素の全体像

詳細は下図の通り。 売るためには現状のままだと予算/権限/製品などどんな部分に課題があり、その課題を解決するにはどうしうるのかを整備した。

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トレードオフの全容

toC 社内
ニーズ 使い勝手を悪くせずに不正行為を検知 多様な労働環境に合わせて機密情報を守る
顧客の懸念 ・使い勝手 ・ROI(費用と実害、+αの付加価値) ・予算内に費用が収まるかどうか ・細かく検証できるか ・業務にそうか(細かくポリシー設定できるか、2FA周知の手間)
Locked側の懸念 ・リテラシーがきつい(事業責任者はセキュリティ担当じゃない≒データの見せ方) ・予算が新規(≒ +αの影響) ・情シスの担当者に権限あるのか ・つなぎ込めるのか(AD,認証鯖,JS使えるか) ・予算の既枠から取れるのか
営業の課題 ・トライアルが必須(時間軸が長い) ・代理店経由に注力必要(代理店の要望に沿う、リテラシーないとセットが必須) ・リモートとか情シスとか割と囲いやすい(メディア, コミュニティ)
製品への影響 ・代理店の要望(Lockedでセキュア→手数料減、何かしら差別化への寄与) ・診断モードの強化(リテラシーの無い人でもリスクを適切に判断できる、フェーズをすすめるための共通認識を顧客社内で形成できる) ・社内利用を前提としたイベントの内容とその出し方 ・レガシーな構成にも接続できる仕組みの検討
制約 ・ITのリソースがない(開発・判断)
前提 ・必要性はリテラシーに依存

検証したい項目

代理店が売る 社内システムに売る toCサービスに売る
検証内容 ・どこが代理店になりうるのか
・代理店する背景と抱える課題
・具体的な座組
・担当に権限があるのか
・予算がどの配分でどの程度あるか
・老朽化したシステムには組み込めるのか
・代理販売は可能か
・リテラシーバラバラなので、トライアルが前提
・分析系の検討

Kyle Mathews

SMB向けのマーケットプレイス事業を売却後、エンプラ向けのSaaSをやってます。元エンジニア:Ruby / Go / Nuxt / ReactNative