zoi's blog

エンタープライズへのGTM

October 24, 2020

  • セルフサービス型だと浅い課題しか解決出来ず、単価の向上につながらない。深い課題を解決する事が単価に繋がり、それを実現するためにソフトウェアは内製化した上で手段の一つ、BPOやコンサルを組み入れる事も必要。
  • 結局、顧客体験なので中側がソフトウェアだろうがBPOだろうが関係ないし、ソフトウェアだけで解決できないほど大きい課題のケースもある
  • エンプラは早い段階でProfessional Serviceを提供しているのは、深く入らないと解決と定着に向かえないから
  • ソリューションが複雑化するとよりハイタッチのカスタマーサクセスの重要性が高まる。VeevaやWorkdayがいい例で、産業統合型の一気通貫ソリューションになる。
  • まずはBPOでやってプロダクト化していくというやり方と、プロダクトにBPOを付加していくやり方がある。前者の場合はソフトウェア設計の難易度、後者はドメインへの詳しさ
  • BPO型は受託側でデジタル化するので顧客DXが不要、Platform型はソフトウェアに業務を食わせて実現
  • SHIFTは実質前者、自社開発のソフトウェア使い倒して徹底的に型化した上でクライアントワークでマネタイズ
  • マイネットはゲーム業界においてこのBPO型の亜種的アプローチでM&A、ロールアップ戦略をやっていて、特定領域における競争力(標準化、規模の経済等)を生かしてどうマネタイズすべきか常に考えている。

Kyle Mathews

SMB向けのマーケットプレイス事業を売却後、エンプラ向けのSaaSをやってます。元エンジニア:Ruby / Go / Nuxt / ReactNative