October 04, 2020
私たちは「サービスインから12か月以内にMRR1,000万円に達する」スピード感が重要であると考えています。
そのスピード感に合わせた場合、単価であるARPAの設定を「5万円,10万円 ,15万円」のそれぞれで仮定すると、以下の通りとなります。
・ 月額 5万円の場合 ⇒ 初年度より月間25ID獲得が必要
・ 月額 10万円の場合 ⇒ 初年度より月間13ID獲得が必要
・ 月額 15万円の場合 ⇒ 初年度より月間8ID獲得が必要
営業リソースの少ないスタートアップにおいては、営業担当1,2名といったリソースで月間25IDの獲得を行うことは、至難の業です。
出典に色々と思う所はあるが、コレ自体は事実としてある。価格を少しでも上げることに固執するのはこれが理由。 残キャッシュから導き出されるランウェイはどの程度なのか、その時までにValがHOGEで調達するためにはいくらのARR・MRRが必要なのか。 そしてそれは何社受注すれば実現出来るのか、その社数は何商談必要で、それにはどの程度リードがいるのか。そういう事から逆算して導き出さなければいけない。
キャッシュフロー上、キャッシュインはARRの年額分が貰える。特定のMRRを達成するのに投資が必要だとしても、CPA回収期間12ヶ月以内なら原理的にはキャッシュアウトしないので、踏んだ方がいい。不確実要素として受注率のボラティリティが、そこさえ押さえれば踏める。緻密に分析して、どこにリソースよせるのかクリアにする。
SMB向けのマーケットプレイス事業を売却後、エンプラ向けのSaaSをやってます。元エンジニア:Ruby / Go / Nuxt / ReactNative